予防整備と過剰整備

車検の速太郎富山店です

 

みなさん、車検の時に、

 

「思ったより高かったなぁ」

 

と思ったことはありませんか?

 

 

 

記録簿や納品書を見ても難しい言葉ばかりだし、必要な整備だったのかもわからない。

 

 

よくわからないから、金額で判断するしかなくて、

 

 

「高かった」

 

 

とだけ思ってしまうこと、ありますよね。

 

 

 

 

 

そこで今回は、整備の内容について少し整理したいと思います。

 

 

 

 

交換部品には

 

消耗したから交換するものと、

 

 

劣化したから交換するものがあります。

 

 

 

どちらも、使用するにつれて減ったり汚れたり劣化したりするので交換が必要となるものです。

 

 

 

これら消耗品の中には、

 

 

何ミリになったら交換推奨

 

 

と現物で判断できるものと、

 

 

何キロ走ったら 又は 何年に一度

 

 

と、距離や期間で判断するものがあります。

 

 

 

減ったら交換、となるものは現物がダメになっているので交換が必要とすぐに分かりますが、

 

 

距離や期間で判断するものは、

 

 

「距離は走ってるけど期間は経っていない」

 

 

「期間は経ってるけどあまり乗っていない」

 

 

などで「まだ大丈夫じゃないの?」と判断されるかたがいらっしゃいます。

 

 

 

距離や期間が来ておらず、状態も良好なのに交換するのは、「過剰整備」に分類される可能性があります。

 

 

現に、まったく問題もないタイヤやオイルなどにアレコレと理由を付けて交換をするめる悪質なガソリンスタンドの話も聞きます

※ほとんどのGSはちゃんとしていますので、本当に一部だと思いますが・・・

 

 

ただ、ここで登場するのが、「予防整備」というものです。

 

 

たとえば、

 

 

現在は9000km走行で、ある部品が10000km交換が推奨されているとしたら、

 

 

現在は問題が無いから交換は必要有りませんが、

 

 

次回の点検までに確実に15000kmほどになるとしたら、

 

交換時期を大きく超えてしまいますよね?

 

 

これは今は大丈夫でも、この車検のタイミングで変えたほうが良いのではないか、ということになります。

 

 

また、決まった交換時期が無いものや、現在交換するほどではないが若干劣化が見られるものでも、

 

交換することで安全性が高まったり、その部品や油脂の劣化が原因で他の部位の故障のリスクを下げられるものがあれば、出来れば交換をオススメします。

 

 

 

「だめになったら替える」

 

から

 

「だめにならないように替える」

 

 

という考えにシフトすると、交換部品は増えていきます。

 

 

 

「今車検に通ればいい」 = 「将来の不具合リスクは容認する」

 

 

と考えておかないと、

 

 

「車検受けたばかりなのに故障した!」

ということになる可能性が有ります。

 

 

立会い車検では、お客様に一つ一つの主要項目を、リスクや交換時期など含めて説明しております

 

 

 

過剰整備にはならず、

 

予防整備も含めながら、

 

出来るだけ安く、

 

安心していただけるようなご提案を心掛けています。

 

 

 

 

あとから見て

 

「よくわからないけど高かった」

 

 

ということが無いように努めていますので、

 

 

「大事な愛車を安くちゃんとメンテナンスしたい」

 

 

とお考えの方は是非速太郎をご利用下さい^^